レジンテーブルを制作する際、レジンの量を計算する必要があります。
レジンを仕入れる際、10リットルしか使用しないのに、30リットルも仕入れたりしないように、
また、レジンを攪拌する際もしっかりと計算しないと、レジンを廃棄する事になってしますので、
レジンテーブルのレジン量を計算するのは大切な工程です。
計算方法は非常に簡単です。
体積計算すれば良いです。
レジンは2液型
まず、レジンテーブルに使用されているレジンは主剤と硬化剤を混ぜ合わせ硬化させます。
どちらか1つでは硬化しませんので、間違って主剤だけ購入などのミスはしないようにしましょう。
メーカーによって配合比率が違いますので、注意してください。
この時、硬化促進剤などなる場合は注意が必要です。なぜなら、レジン自体で固まるはずが、硬化しないので、
無理やり促進剤を入れるのは、違和感があります。
レジンを攪拌する前の工程。
主剤と硬化剤を攪拌する前には、使用予定のレジン量を計算する必要があります。
余らせるのが一番勿体ないです。足りなかったらその分作ればよいので、焦らず使用見込みレジン量を計算します。
計算方法は、体積の計算と同じで良いです。
縦×横×高さです。
例えば、長さ1,800mmで幅900mmのテーブルを制作する際、
木材部分を除き、レジンを流し込む箇所を縦×横×高さを計算します。
レジン部分が1,500×300×50mmの場合で15*3*0.5で22.5リットル使用する事になります。
レジン部分の形が複雑な場合、計算より10%ほど少なくし、レジンを攪拌してください。
流し込み、足りなかったら、その分作り流し込みます。
簡単な事ですが、計算する事でレジンを無駄にせずに済みます。
使用レジンにより、主剤を硬化剤の配合比率が違う。
様々なレジンが販売されておりますが、それぞれ、配合比率が違います。
主剤10に対し、硬化剤5のレジンもあれば、
主剤10に対し、硬化剤3のレジンもあります。
どちらが良いのかは、使ってみなければ分かりませんが、購入予定レジンの制作事例を見たりして、間違いないレジンを購入してください。
レジンテーブルのレジン量は、制作するテーブルの木材部分とレジン部分によって変わってきますが、しっかりと計算する事により、レジンを無駄にせずにすみますので、
レジンテーブルを購入する際と制作する際にはレジン量を計算してから購入しましょう。
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